野田佳彦総理は復興庁の本部設置場所について7日の参議院本会議で、岡田広議員(自民党)の質問に答え「各府省への総合調整や立法府への対応、予算の一括要求など、果たすべき任務に相応しい立地であることが必要であり、東京におく必要があると考えている」とした。
一方で被災地の希望や「本庁は被災地に置くべき」との国会等での議論などを踏まえ、どこに設置するかについては「政府部内で検討をすすめ、復興庁設置までに最終的な判断を行いたい」として、東京以外の選択にも含みを残す答弁を行った。これは復興庁本部の設置についての総理の考えはと質されたのに答えた。(編集担当:福角忠夫)