植松参議院議員が民主離党へ

2013年02月22日 10:41

 民主党の植松恵美子参議院議員は22日、自身のブログで「本日、離党届を提出することになっている」と植松事務所からのお知らせとして、離党の意思を明確にした。当面、無所属で活動するとみられる。

 離党の理由については「ホームページに本人の声明を掲載する」とし、その中で明らかにされるもよう。参議院予算委員会では公共事業のあり方について「戦略性を持たせたものにすべきだ」と提案し、質問内容に麻生太郎副総理が絶賛する一幕も。

 ただ、党再生を期して党員一丸となって都議選、参議院選挙に臨もうとする中で、民主党の政調会長補佐の立場で論陣を張ってきた植松議員の離党は民主党執行部にとって痛手になりそう。

 植松議員は近日中に地元で記者会見し、改めて、離党の理由や政治姿勢を明らかにしたいとしている。

 植松議員は香川県生まれ、43歳。神戸大卒。香川県で初めての女性クレーン運転手として話題になったことも。平成19年夏の参議院選挙で25万8000票近くを得て初当選した。(編集担当:森高龍二)