立憲民主党の枝野幸男代表は19日の党役員会で「(今年4~6月期GDP速報値が実質で前期比7.8%減、年率換算では27.8%減と)年率換算で3割近いマイナスの経済速報値が出たが、政府から具体的な対応策が全く示されない」と強く政府の姿勢を問題視し、「1日も早く国会を開いて、感染症対策・経済対策を政府として示すことを求めたい」と早急に国会を開くよう改めて強く求めた。
また新型コロナウイルス感染症対策のための自粛や営業停止には補償をするべきとの考えを訴えた。
枝野代表は「予想されていたこととはいえ、具体的な数値で出てまいりますと、やはり衝撃的な数字だ。特に影響を強く受けている業種は、ある意味、明確になっている中で、そうした事業が継続できなくなる状況が、いよいよ切実な状況にあると思っている。歴史的と言っていい経済の急激な落ち込みに対して、政府として具体的な対応策がまったく示されていないだけではなく、示されようとすらしていないことに、はなはだ強く憤りを感じている」と述べた。(編集担当:森高龍二)