立憲民主党の蓮舫代表代行(参院議員)は15日までの記者会見で、菅政権発足1か月をどう見るか記者団に問われ「(「国民のために働く。」との菅総理のポスターのキャッチコピーとは真逆。国民にまったく寄り添っていない1か月と思う)と述べた。
蓮舫氏は「国会をなぜ開かないのか、なぜきちんとメディアに向き合った記者会見を開かないのか」と総理の姿勢を問題視。
蓮舫氏はパンケーキ懇や限られたグループインタビューでなく、国民に直接語りかける対応をすべきだとした。また「日本学術会議の6名の任命拒否をめぐっても、誰のための任命拒否を、誰がどの権限で行ったのかがまったく分からない。密室政治そのものではないか」と問題を指摘した。
特に日本学術会議の組織の在り方を政府・自民が論点にあげ動いていることについて「安倍総理の布マスク1人2枚配布は予算が466億円、批判を受け圧縮され260億円。予算の丼勘定も相当だが、年間10億円の日本学術会議の組織を政府も与党も論点ずらしで躍起になりすぎ」と批判。蓮舫氏は「論点は、なぜ6人を排除かのみ」と焦点をアピールした。(編集担当:森高龍二)