マツダは、新世代商品第2弾としているSUV「MAZDA CX-30」を改良。一部モデルを販売を開始した。おもに運動性能や安全性を向上させたという。
CX-30は「今の私たちにジャストサイズのSUV」をコンセプトに上質なスタイリングと室内空間、気軽に運転して出かけられる機動性、そして安心して運転を楽しめる走行性能を備え、走ることで元気になれる、マツダが目指す「走る歓び」を感じられるクルマとして、多くのユーザーの支持を集めているモデルだ。
パワートレーンは新世代ガソリンエンジン「e-SKYACTIV X」とマツダの真骨頂とも云えるクリーンディーゼルの「SKYACTIV-D 1.8」のエンジンとトランスミッションの制御技術をアップデートし、エンジン出力を向上させている。
今回の改善策で、e-SKYACTIV X車は180psから190psへ、SKYACTIV-D 1.8は116psから130psに出力アップを果たした。また、右脚のアクセル操作に対する応答性とコントロール性も向上させた。
安全性は、クルージング&トラフィックサポート(CTS)の作動上限速度を、従来の55km/hから高速域まで拡大。それに合わせて制御を最適化することで、高速域での疲労や運転ストレス軽減に貢献する。
また、マツダレーダークルーズコントロー(MRCC)の加減速制御を、よりドライバーの感覚に近くなるよう変更した。これらの改良によって、市街地から郊外、そして高速まで、さまざまな状況で気持ちの良い走りが楽しめるようになったという。
加えて、100周年特別記念車2020のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーTOP3選出記念モデルを設定。従前のマツダ創業100周年特別記念モデルの装備に加え、外板色はソウルレッドクリスタルメタリックとし、TOP3選出記念モデル専用オーナメントが購入記念品として寄贈される。
特別仕様車のメーカー希望価格は、20S L Package・2WDをベースとしたモデルの315.038万円からX L Package・4WDベースモデルの406.998万円まで。(編集担当:吉田恒)