暮らしを立て直していく年に 枝野代表

2021年01月05日 06:20

 立憲民主党の枝野幸男代表は2021年頭あいさつで「何とか今年は新型コロナウイルス感染症を封じ込める、そして、暮らしを立て直していく年にしていかなければならない」と訴えた。

 そして「立憲民主党は昨年9月15日に、新しいスタートを切った。新型コロナ感染症の中で、現場の声が届いていない、暮らしの切実な思いが届いていない、そう受け止められている政治を『みなさんのための政治へ』と変えていきたい」と訴えた。

 枝野代表は「年内に衆議院選挙が行われます。感染症を乗り越え、暮らしと経済の危機を乗り越えていくために、私たちはみなさん一人一人の暮らしをつながり、その声をしっかり受け止め、政治が果たすべき『公助』、その役割を果たしていない政治を変え、あなたのための政治をともにつくってまいります」と呼び掛けた。

 日本共産党の志位和夫委員長は「2021年、明けましておめでとうございます。今年を、危機をのりこえて、希望が見えてくる年にするために、多くの方々と手を携えて、がんばります。みなさま、お一人おひとりにとって、そして日本と世界にとって、良い年になりますように」とツイッターで発信した。

 共産党の機関紙「赤旗」は1日の主張で「国民に『自己責任』を迫る冷たい政権をこれ以上許すわけにはいきません。危機をもたらす政治から希望の政治へ―。政権交代を実現するために力を合わせましょう」と呼び掛けている。(編集担当:森高龍二)