来週半ばに医療関係者への接種開始と菅総理

2021年02月12日 06:48

 菅義偉総理は10日、日本医師会の中川俊男会長と意見交換した。この中で、新型コロナウイルス感染症ワクチンについて「有効性・安全性を確認した上で、来週半ばには医療関係者への接種を開始し、高齢者については4月から接種したいと思っている」と伝えた。

 菅総理は「中川会長の御指導の下、地区医師会や地域医療機関が各自治体と力を合わせて、接種体制の構築に向けた準備を進めていただいていることに心から感謝申し上げます」と謝意を述べた。

 菅総理はワクチンについて「感染対策の決め手」とし「全ての国民の皆さんに安心して接種していただける体制を構築することが、国の責務と考えている」と述べ、接種実施への協力を要請した。また「接種にあたり地域医療機関の方々に協力頂くために必要な経費をしっかり支援していく」と伝えた。

 菅総理はV-SYS(ワクチン接種円滑化システム)への登録への協力とともに「接種履歴の迅速な確認のため、接種者管理のためのデータベースの整備を検討している」ことも伝え、協力を求めた。(編集担当:森高龍二)