菅義偉総理は4日までに新型コロナ感染症に関して4都県に出している「緊急事態宣言を国民の皆さんの命と暮らしを守るため、2週間程度の延長が必要ではないかと考えている」と語り、専門家らの意見を聞いたうえで「最終的に自身で判断する」と語った。
菅総理は専門家から意見を伺う前に延長の必要を表明した理由について「専門家の皆さんとも、大体考え方というのは伺っています。ですからこれから正式にお伺いする。そういう中で、最終決定はこれから先ですから、今決めたわけではありませんから、私自身がそういう日にちが必要ではないかということを表明させていただいた」と述べた。
菅総理は緊急事態宣言の解除基準について「今はステージ3のときは病床が50パーセント以下とか、感染者数であれば東京ですと500人以下とか、そういうのが決まっています。そういう中で、やはり病床がひっ迫しているところがあるので、そうしたものが50パーセント以下になって、やはりベクトルが下に行くということが大事だと思っている」と述べた。(編集担当:森高龍二)