ワクチン・外出自粛・テレワーク促進で防止徹底

2021年08月09日 08:58

 菅義偉総理は5日の会見で新型コロナウイルス感染症の感染爆発を招いた政治責任について「まず、感染拡大を徹底して防止して」とこれまでの言葉を繰り返した。

 菅総理はワクチン接種の加速と感染防止対策、不要不急の外出の自粛、テレワークの促進などで実効性をあげていきたい考えを強調した。

 菅総理は「ワクチンが65歳以上の方には80パーセント接種されている。日々の感染者数は、かつての20パーセントから3パーセントくらいになっているのではないか。一番重症化しやすいところを、まずしっかりと対策を講じている」とした。

 また「150万回のペースで今も(ワクチン接種を)進めているので、こうしたワクチン接種と同時に感染防止対策、不要不急の外出の自粛、あるいはテレワーク、こうしたものの徹底、こうしたこととあいまって、しっかりと対策を講じていきたいと思っている」と答えた。

 また全国規模での緊急事態宣言の検討については「考えていない」とした。8月に都内で自宅療養していた感染者とみられる8人が死亡していたとの報道については「事実関係を厚労省で確認中と聞いている」とした。(編集担当:森高龍二)