東京証券取引所の株価表示ボード。24日午前の東京株式市場では、日経平均株価が続落して前場を終了した。前日の大幅下落を受けた自律反発の動きもみられたが、利益確定売りや先行きへの警戒感が上値を抑え、方向感に欠ける神経質な展開となった。
今回のニュースのポイント
24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前場終値は69,523.79円と前日比264.59円安となりました。前日の大幅下落を受けて自律反発を期待する買いが入る場面もありましたが、戻り局面では利益確定売りや先行きへの警戒感が重しとなり、方向感に欠ける神経質な値動きとなりました。外国為替市場ではドル/円が161円台後半で推移しています。
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24日午前の東京株式市場で、日経平均株価は不安定な値動きの末に続落して前場の取引を終えました。前場の終値は前日終値から264.59円安の69,523.79円となっています。前日の急落を受けて、市場参加者の間では目先の底堅さを見極めようとする様子見姿勢が強く意識されました。下値を拾う動きとリスク回避の売りが交錯し、前日終値を挟んで荒い乱高下を繰り返すなど、前日の下落の影響を消化しきれていない市場の動揺が滲む展開となりました。
振り返れば、前場の値動きは極めて激しい往って来いの軌跡をたどりました。寄り付きの東京市場は、前日の売り圧力を引きずる形で軟調にスタートし、一時は69,500円の大台を割り込む場面も見られました。しかし、そこから前日の急落を受けた割安感や自律反発を試す買い戻しの動きが強まると、相場は一転して急速に持ち直します。上げ幅を拡大した日経平均は節目となる70,000円台を回復し、一時70,200円近辺まで上昇する一幕がありました。
しかし、この戻り局面では利益確定売りが上値を抑え、短期筋の売買が交錯しました。70,000円台に乗せた途端に上値の重さが意識され、相場の上値が抑え込まれます。利益確定売りや戻り売りが意識され、株価が前日終値付近へと接近するたびに売り買いが拮抗する場面もみられました。売り急ぐ動きこそ一巡したものの、積極的に上値を追うだけの確たる原動力に欠け、前場は結局安値圏へと押し戻されて引ける結果となりました。
市場の神経質な展開に影響を与えているのが、高水準で張り付いたままの為替動向です。外国為替市場でのドル/円相場は、現在161.566円近辺という高水準の円安で推移しています。本来であれば輸出企業の採算改善という追い風になるはずの円安水準ですが、ここまで水準が切り上がると、市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が強烈な重しとして機能します。為替市場の動向が投資家心理に過敏に影響を与える構造が、東京市場の上値を心理的に圧迫し続けています。
午後の後場に向けて、東京市場は依然として明確な方向感を模索する展開が続く見通しです。当面は押し目買いと戻り売りが交錯する、値動きの荒い需給主導の相場が続く可能性が高いと言えます。前日の大幅下落の影響を消化する局面にあるなか、投資家が次の明確なマクロ材料を見極めようと神経をとがらせており、トレンドがどちらか一方に傾くには、いましばらく時間を要しそうな気配です。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













