今年の漢字 岸田総理「拓」、泉立憲代表「変」

2021年12月15日 06:40

 岸田文雄総理は世相を表す今年の漢字が「金」になったことについて、13日、記者団に「東京オリンピック・パラリンピックで日本中が盛り上がった金メダル。今年は『金』に御縁が深かった、こういった年ではなかったかと思います。なるほどな、と思いながら聞きました」と感想。

自身の漢字としては「拓」と語った。岸田総理は「今回の経済対策もコロナ克服新時代開拓のための経済対策と名付けました。新しい時代を『拓(ひら)く』、新しい資本主義を『切り拓いて』いく、「拓く」、開拓の「拓」、これを今年の漢字にしたい。大きな目標として、来年に向けての目標として、開拓の『拓』を漢字に選びたい」と拓いていくことへの思いを語った。

立憲民主党の泉健太代表は日刊スポーツの各界著名人の今年の1字に「変」を選んだ。政策勝負の政党を前に出していく思いを示したとみられる。参院選までの短期に、政策の党ということをどこまで国民に浸透させられるかが、新たな勝負といえそうだ。(編集担当:森高龍二)