立憲民主党の西村智奈美幹事長は12日の記者会見で、世論調査での立憲への支持率低迷について、記者団に問われ「数字に一喜一憂しない、とはいいながら、大変、気になる状況だ」と語った。
記者団から、臨時国会終了後も世論調査の立憲への支持率は5~7%にとどまり、上昇してこないが、参院選挙を見据えて、今後、どのような取り組みが必要と思うか、日本維新の会に支持率で逆転されることもあるが、どう受け止めるかと聞かれた。
西村幹事長は「実際、数字を見るとそういった状況があると思う」認めたうえで「野党第1党として、国会の中で論戦を引っ張っていかなければいけない立場であり、国民のみなさんからの理解や支持が得られていないとみられる状況で、論戦を引っ張っていくというのは体力がいる」と苦しい状況にあることを隠さなかった。
そのうえで「国会論戦の中で政府施策について、指摘すべきところは指摘し、質すべきところは質していく。法案提出を行うなど、こうした取り組みを通して支持率をアップさせていきたい」と国会論戦や国会での活動を通して、党としての存在感を示していきたいとの姿勢をうかがわせた。(編集担当:森高龍二)