外国人からの献金全額返金 収支報告に記載する

2011年11月02日 11:00

 野田佳彦総理は外国籍者から政治献金を受けていた問題で、10月31日の衆議院本会議で「献金者名が日本人名での寄附だったため、気がつかなかった。わたし自身は2人から寄附を頂いていたこと事態、知らなかった」と語り、調査の結果、1人から総額で26万1000円、1人から21万円を受けていたことが分かったとして「10月26日、その全額を返金した」とした。

 また、返金した事実を「政治資金収支報告書に記載する」旨語った。総理によると、1人は2006年までの7年間に合計26万1000円。ほかの1人からは2003年までの3年間に合計21万円を受け取っていたとしている。総理は「国会で取り上げられた問題なので、国会で報告したいと思っていた」とした。

 政治と金の問題で、総理自らの外国籍者からの献金問題について、谷垣禎一自民党総裁の質問に答えた。(編集担当:福角忠夫)