日立、風力発電用の永久磁石発電機の小型・軽量化技術を開発

2011年10月26日 11:00

 日立製作所は25日、風力発電システムの軽量化と建設時の作業負荷の低減などを実現する2,000kW級風力発電用の永久磁石発電機の小型・軽量化技術を開発したことを発表した。

 今回、開発が発表されたのは、発電機の回転子に冷却用通風溝を形成することで永久磁石を効率的に冷却し、かつ発電機の小型・軽量化を実現する高冷却回転子構造と、磁石配置や冷却用通風溝寸法を最適化し、電気特性と機械強度のバランスを保つことができる発電機設計技術である。この技術を適用した2,000kW級永久磁石発電機を試作し、検証した結果、現在、風力発電用として主に導入されている巻線形誘導発電機(2,000kW級)と比較して、同レベルの発電効率(97%以上)を保ちつつ、約30%の重量低減を達成できることを確認した。

 尚、同技術は、10月26日と27日に国立大学法人長崎大学で開催される電気学会回転機研究会にて紹介される。