民自公3党合意 党存在の限り守るべき約束

2012年11月26日 11:00

 世耕弘成自民党政調会長代理(参議院自民党政審会長)は25日、NHK日曜討論で、社会保障と税の一体改革に伴う消費税増税について「民自公の3党合意は3党が存在し続ける限り、守らなければならない約束」と語った。

 社会保障制度を含め、さきの3党合意については政権がどのような形になったとしても、3党間での合意に基づいた目的達成に努力しなければならないとの認識を示したもの。

 また、世耕氏は「消費税増税は国会で決めたこと。粛々とやっていかねばならない」とした。

 そのうえで「消費税引き上げ前の駆け込み需要(住宅や自動車など)で4月からどんと売れなくなる、低所得者層への対応など消費税をあげた時の影響への対応が必要」とした。

 細野豪志民主党政調会長は「消費税をはじめとして、これは与野党超えてやらなければならないということに関しては協力関係をしっかり維持していきたい」と政権の枠組みにかかわらず、国民生活に重要な案件については、協力関係維持に努める考えを示した。(編集担当:森高龍二)