岸田文雄総理は5月1日~6日まで、フランス、ブラジル、パラグアイを訪問する。林芳正官房長官が26日発表した。
林官房長官は訪問目的について「本年は日本のOECD(経済協力開発機構)加盟60周年に当たり、岸田総理はフランスで日本が議長国を務めるOECD閣僚理事会(2日、3日開催)に出席し、国際社会が直面する経済・社会分野の諸課題の解決に向けた議論を主導する」と話した。日本が議長国を務めるのはOECD加盟以来、1978年、2014年以来になる。
また「日仏首脳会談を実施し、2国間関係や国際情勢について意見交換を行う」としている。合わせて総理就任後初となる中南米諸国のブラジル及びパラグアイを訪問し、両国首脳との間で会談を行う。
林官房長官は「両国間関係及び国際場裏における更なる連携強化を確認する予定だ」とし「ブラジルでは日本の総理大臣として10年ぶりに、対中南米政策スピーチを行う」とした。(編集担当:森高龍二)