立憲民主党の岡田克也幹事長は３０日の記者会見で先の衆議院補欠選挙３選挙区ともに勝利したことに「驕ることなく、気を引き締めて活動していくことが大事」と着実に党として歩みを進めていく考えを冒頭に語った。
また６月に衆院解散・総選挙、遅くても１０月にある前提で体制を整えていく考えを示した。特に岸田文雄総理が現状のまま自民党総裁選挙を迎えれば選挙に出られないか、勝てないと推察し「岸田総理の心情を考えれば、６月解散・総選挙の可能性は依然として否定できない。それを前提に、党として（解散・総選挙への体制を）組み立てていく」とした。
岡田氏は６月に総選挙がなければ１０月の総選挙になるとし、自民党総裁選後「新しい顔」での総選挙になる。その場合も１０月中ごろまでとの見方を示した。
立憲は総選挙「小選挙区」で２００人の擁立を目指している。ただ岡田氏は「数字ありきではない」とし、良い人材・勝てる人材を積み上げて目標に近づけると強調した。（編集担当：森高龍二）
