立憲民主党の岡田克也幹事長は次期総選挙について「自民党総裁選直後にある可能性が高い」との見方を示した。その可能性を踏まえて「この3か月は党にとっても大事だし、個々の議員にとっても政治家人生を考えたときに、選挙区で勝ち切るための活動をしっかりすることが重要」と臨戦態勢で動くことの必要性を強調した。
また政権交代を視野に、次期衆院選挙に党として「200人の擁立を第一目標に頑張りたい」とし、小選挙区で自民党候補に勝てる候補選びを進めていると述べた。
岡田氏は200人の擁立は「当面の目標」とし「誰でもよければすぐに200人の擁立はできる」が、勝てる候補でなければならない。「自民党候補と選挙区で競える可能性のある人を選んでおり、時間がかかっている」と説明。
そのうえで「190名近くまで来ている」とも語り「夏もしっかり馬力をかけて候補者擁立を進めたい」とした。
また泉代表の代表任期が9月までであることを踏まえ、次期総選挙で党の顔ともなる党代表選挙について、記者団からの問いに岡田氏は「立候補すべき人が立候補し、堂々と『政権構想』も含めて話されると良い」と期待。泉健太代表の続投が良いとお考えか、との問いには「幹事長なので、中立の立場であり、誰が良いという立場にはない」とのみ答えた。(編集担当:森高龍二)