立憲 総選挙へ候補擁立 190人ラインに到達

2024年08月25日 10:24

 立憲民主党の泉健太代表は23日の記者会見で自民党総裁選挙終了後、10月にも衆院解散・総選挙が行われるのではないかとの見方が広がっていることを受け、党の代表選挙とは切り離して、野党第1党としての責任に鑑み「候補者擁立を加速させており、(候補者は)190人までになった」とし「これからも、候補擁立への取組みを続けていく。そして、自民党以上の議席を取る体制を作っていく」と自民党政治を終焉させる決意を示した。

 また党代表選に関しては、自らは準備を進めている段階とし、表明はまだしていない。代表選の動きについては自民と立憲がほぼ同時期に代表選挙を行うことに触れ「自民は総裁選で裏金議員を洗浄し、裏金議員をうやむやにする戦略だ。(国民は)そういうことに惑わされないようにしないといけない」とけん制した。

 また泉氏は立憲代表選について「若い人たちが主催する討論会、ジャーナリスト主催の討論会。ネットメディアが主催の討論会があってもいい。全国各地で行われても良い。そうした取り組みをすることで、国民と対話する立憲民主党代表選にしたい」と語り、候補者同士の討論会を通して、国民に分かりやすい政策議論で立憲民主党への理解を増幅する機会にしたい旨を伺わせた。(編集担当:森高龍二)