「謙虚に反省し、コツコツ力を蓄えていかねばならない」。衆院選挙で改選前より50議席増やしたものの比較第1党には届かず、比例票でも伸ばすことができていなかったことを踏まえ、立憲民主党の野田佳彦代表は5日の常任幹事会で気を引き締めて国民ニーズに応える政党にしていく努力を引き続き謙虚に行っていく決意を示した。
野田氏は「50議席増やすことができた。ただし、目標としていた与党の過半数割れは実現できたが、比較第一党にはなり切れなかった」と述べ「必要条件は満たしたが、必要十分条件までは満たすことができなかった。比例票が伸びておらず、底力がまだまだ足りない」と反省の弁を述べた。
そのうえで選挙後の野党各党党首との会談の意義について「参院選挙で勝利するための誠意ある対話のキックオフ」と強調。野田氏は参院選「1人区」での勝利には野党間調整が不可欠で、この調整は「極めて重要」と各党党首と認識を共有したうえで、調整を進めたい考えだ。(編集担当:森高龍二)