自公政権NOの民意をどう受け止めるかが大事

2024年11月03日 08:53

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野田氏は特別国会での総理指名については「野田」と書いてもらえる可能性がある限り、国民民主党も含め「お願いしていきたい」とした

 立憲民主党の野田佳彦代表は1日の記者会見で、日本維新の会や日本共産党の党首会談を再度、来週に行い「具体的に本気の政治改革とは何か、国会改革を含め、ご提案し、是非ご協議をお願いしたい」と語った。また能登復興については与野党関係なく早く対応する必要を強調し、協力していく考えを示した。

 野田氏は特別国会での総理指名については「野田」と書いてもらえる可能性がある限り、国民民主党も含め「お願いしていきたい」とした。野田氏は「基本的に政治とカネの問題で(総選挙で国民は)自公政権にNOと意思表示されたわけなので、その民意をどう受け止めていくかということが総理指名だけではなく、トータルとしての議論をきちっとしていかなければいけない」とした。

 そのうえで野田氏は「これをスタートとして、来年の参議院選挙を視野に入れて、丁寧な協議を重ねていく。ある種『キックオフ』の党首間会談だと位置付けている」と来夏の参院選挙、次の総選挙も展望しての取組みである旨を示した。(編集担当:森高龍二)