立憲民主党の野田佳彦代表は衆院での自公過半割れを受け、1日の記者会見で記者団の問いに答え「これまでの国会と違う風景をすぐにも作りたい」とした。具体的にも11日召集の特別国会での「会期」「審議の時間」「国会の人事」などをあげた。
野田氏は国会の人事では自民党・公明党合わせた215人に対し、主要野党4党だけでなく、諸派無所属含めると圧倒的に野党の方が多いとし「国会改革はみんなが力を合わせれば直ぐにできる。なので(今後の)党首会談を含めて、しっかり議論していきたい」とした。
一方、衆院選比例での立憲としての獲得数が1100万票台と枝野幸男元代表が立憲を立ち上げた当時の数と比べ伸び悩んでいる状況について「今回は敵失により、野党第1党である我々の所に一定程度集まった」と受け止め「競い合っているところでぎりぎり勝てたところが相当数あるので、全体的に底力があがったわけではないということは冷静に分析し、来夏の参院選挙に向けて力をつけていかなければならない」との認識を示した。(編集担当:森高龍二)