駐日ローマ法王庁大使館を弔問 石破総理

2025年04月27日 08:55

 石破茂総理は24日、ローマ教皇フランシスコ台下崩御を受け、駐日ローマ法王庁大使館を弔問し記帳した。

 石破総理は21日にフランシスコ台下崩御に伴い談話を発表。この中で「崩御の報に接し、深い悲しみを禁じえません。教皇フランシスコ台下は2013年から教皇台下の立場にあられ、約14億人のカトリック教徒を背景に、強い発信力をもって、環境保護や平和外交の推進等に尽力されてきた」と功績を称えた。

 また日本との関係では「フランシスコ台下は初のイエズス会出身のローマ教皇として、フランシスコ・ザビエルのように日本での布教活動を長らく希望された。2019年に、1981年の教皇ヨハネ・パウロ2世の訪日以来、教皇として38年ぶりとなる訪日を実現されると、広島及び長崎を訪問し、平和への力強いメッセージを発信してくださった」と振り返った。

 石破総理は「教皇フランシスコ台下の崩御はバチカン市国民やカトリック教徒のみならず、国際社会全体にとっての大きな損失です」と哀悼の意を表していた。(編集担当:森高龍二)