住宅エコポイント復活の方針 前田国交相

2011年09月20日 11:00

 前田武志国土交通大臣は16日、閣議後の記者会見で「住宅エコポイント制度を復活させた」と発表した。住宅新築時のエコポイントは15万ポイント(15万円相当分)と従来の半分になったが、被災地については30万ポイント(30万円相当)にする。

 また、前田国交相は「既存住宅の省エネのための改修・リフォームについても30万ポイントで継続させるということで今要求をしている」とし、住宅の省エネ推進を図りたいとしている。

 国交省では第3次補正予算案に必要な予算を盛り込む方針で、3次補正が成案次第、実施したい意向。

 これにより、震災被災地などでの復旧支援と国内住宅市場の需要を呼び起こし、景気浮揚にも繋げたい考え。

 前田国交相は「低炭素循環型社会、持続可能なまちづくり、地域づくりのスタートをここできらせていただきたい」と今回の措置の主旨を説明した。
(編集担当:福角忠夫)