最近の自民党、おかしくないですか 立憲代表

2025年07月14日 07:04

 「最近の自民党、おかしくないですか」立憲民主党の野田佳彦代表は12日、仙台での街頭演説で、自民党議員の最近の発言を例示し、戦争の傷跡が残っている沖縄に寄り添う気持ちがない。消費者に寄り添う気持ちがない。被災地に寄り添う気持ちがない自民党議員の発言を指摘し「そういう政党とは、きっちり決別しようじゃありませんか」と自民党と決別する選択をアピールした。

 野田氏はひめゆりの塔に関して自民党議員は「多くの女子学生が命を亡くした歴史的な事実、そして(沖縄戦において)20万人を超える方が亡くなった沖縄県民の感情を逆撫でした」とし「傷跡の残る地域に寄り添う気持ちが全くない」と述べた。

 また「前農水大臣は『私はコメ買ったことが無い』『コメは売る程ある』と言った。消費者、生産者の気持ちが分かっていない」と述べ「極め付きは『運が良いことに能登で地震があった』という発言。震災に今も苦しんでいる人がいっぱいいる。我々は復興の予算修正を行った。(『運が良いことに』の発言者は)参議院の予算委員長(自民党)だった。被災地に寄り添う気持ちがない」と強く問題視した。(編集担当:森高龍二)