全長×全幅×全高4690mm×1860mm×1695mm、搭載するパワーユニットは当面e-SKYACTIV G 2.5(2.5リッターガソリン・マイルドハイブリッド付)だけ、組み合わせるトランスミッションはSKYACTIV-DRIVE (6EC-AT)
マツダは、欧州事業を統括する「Mazda Motor Europe(マツダ・モーター・ヨーロッパ)」が、新型クロスオーバーSUVの「MAZDA CX-5」を、現地で初公開した。
「CX-5」はマツダのデザインテーマ「魂動(SOUL of MOTION)」、走行性能と環境性能を実現する「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」を全面的に採用した第1弾の商品として、2012年に導入したモデルだ。
以来、世界100以上の国と地域で販売され、グローバルの累計販売台数は450万台以上。現行ラインアップにおける最量販車種に成長した。スポーティかつ都会的なデザイン、意のままにクルマを操る「人馬一体」の走り、内装の質感などを高次元で両立させた魅力がユーザーに支持され、マツダのビジネスを支え、世界中の顧客にマツダブランドを体感して貰う役割を担ってきた。
その3代目新型「CX-5」の開発コンセプトは「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」。魂動デザイン、人馬一体の走りを継承・深化させ、眺めて触れて乗ることでの歓びと感動を提供しながら、室内空間の広さや使い勝手、乗り心地、静粛性を進化させることにより、日常の多様なシーンにおける快適な移動を追従。
さらに、一新したヒューマン・マシン・インターフェイス、強化・拡充された通信機能やアプリケーション、進化した先進運転支援システム(ADAS)など、これからの時代に適合し、すべての乗員が安心・安全・快適にドライブを楽しむことができるクルマを目指した。
新型「CX-5」は、欧州では2025年末、その他の市場では2026年中の発売を予定する。
マツダは、今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、ユーザーの日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」を届けることを目指す。
新型のボディサイズは全長×全幅×全高4690mm×1860mm×1695mm、搭載するパワーユニットはe-SKYACTIV G 2.5(2.5リッターガソリン・マイルドハイブリッド付)で組み合わせるトランスミッションはSKYACTIV-DRIVE (6EC-AT)。
理想の燃焼を目指して開発中の「SKYACTIV-Z」は、マツダ独自の新ハイブリッドシステムと組み合わせて2027年中に導入予定だ。(編集担当:吉田恒)