JTBの世界遺産に関するアンケート調査で世界遺産観光を目的とした旅行者が54%、そのうち同じ世界遺産を2回以上訪ねた人が52%にのぼっていることが分かった。2回以上訪れたのは「気に入ったから」(26%)、「違う季節に見たかったから」(25%)というものだった。
2回以上訪れたことのある世界遺産のベスト5は「古都京都の文化財」「古都奈良の文化財」「日光の社寺」「厳島神社」「法隆寺地域の仏教建造物」。JTBでは古都京都の文化財がトップになっている要因として交通アクセスの良さ、世界遺産指定エリアに多くの観光名所が集まっていることなどによるとみている。2位の奈良においても条件に類似している。
アンケートは今年7月7日から7月13日にかけて行われたもので、7787人から回答を得ていた。年代層では40代が2631人で最も多く、50代(2020人)、30代(1368人)、60代(1033人)など、40代、50代で半数を超えていた。
ちなみに世界遺産で今後行ってみたいベスト3は屋久島、小笠原諸島、知床だった。
(編集担当:福角忠夫)