高市早苗総理は4日の衆院本会議での代表質問で立憲の野田佳彦代表から「旧安倍派幹部を党の要職に登用し、副大臣・政務官人事でも自民党派閥裏金事件で戒告処分や幹事長注意を受けた旧安倍派の衆参両院議員7人を起用した。政治とカネの問題について、決着がついたかの如く人事を決められたことは大変遺憾」と指摘を受け「大切なことは、二度とこのような事態を繰り返さない事」と強弁した。
高市総理は「政治とカネの問題には厳しい姿勢で臨み、改正政治資金規正法はじめルールを徹底的に順守する自民党を確立する覚悟だ」と過去に遡って裏金問題を解明する考えのない姿勢を見せた。
そのうえで高市総理は「政治資金収支報告書への不記載で政治不信になってしまったことに対し、自民党総裁として、国民のみなさま、そして全国民の代表であられる同僚議員の皆様に、こころよりお詫びを申し上げます」と頭を垂れ、陳謝した。(編集担当:森高龍二)













