この時期、牛乳を積極的に飲んで!と政府・自民

2025年12月15日 06:19

 冬場は生乳の消費が落ち込むことから政府・与党は積極的な消費をと呼びかけている。特に年末年始は冬休みで学校給食がないうえにお正月にはあまり家庭で牛乳を飲まないために需要より供給が多くなる現象が起こる。

 自民党は「ウシは毎日搾乳しなければ病気になってしまうため、搾る量を減らすことはできない」と説明するとともに「牛乳の安定的な生産・供給を維持するためにも農林水産省を中心に政府は牛乳の積極的な摂取を推奨しています」と積極的な利用、協力を促している。

 JA全農とリソルホテルズは26日から1月14日までリソルホテル全20施設で宿泊客に「ご当地牛乳」を無償提供するなどの消費促進策も企画している。

 企画ではホテルロビーに専用冷蔵庫を設置し、宿泊客が自由に手に取れる形で、「ご当地牛乳」をウェルカムドリンクとして提供する。北海道から沖縄までの全国20か所のホテルを対象に、各地からよつ葉牛乳、農協牛乳、らくのう牛乳、大阿蘇牛乳など全7種類の牛乳を選定し、ホテルによって異なる「ご当地牛乳」を総計約7000本(1本200ミリリットル)提供する。(編集担当:森高龍二)