寄付つき商品の購入や地産地消、伝統工芸品の購入、食品ロスを減らす消費行動など「エシカル消費」に関する消費者庁のアンケート調査で「エシカル消費」の認知度について、内容を知っていると回答したのは10代、20代では10%を超えたが、70代、50代では5.1%、60代7.2%、30代9.1%とほとんど認知されていないことが分かった。
消費者庁が10月にインターネットで全国15歳以上の男女5000人を対象に実施。6日結果を発表した。全体ではエシカル消費の言葉と内容を知っているは7.4%、言葉は知っているは19.7%で72.9%は知らなかった。
「エシカル消費」を実践していると回答した人に「エシカル消費」に取り組む理由についての回答では「同じようなものを購入するなら環境や社会に貢献できるものを選びたい (57.5%)」、「節約につながる(50.9% )」 が上位。年代別では10代~30代は「環境や社会に貢献した満足感や心理的充足感が得られる」、「ストーリー性に共感する」、「家族や友人等が取り組んでいる」とした人の割合が全体に比べ高かった。(編集担当:森高龍二)













