藤村修官房長官は２０日、記者団から安倍晋三自民党総裁が日銀法改正もあげて、建設国債を日銀に直接買い取ってもらうとの意見に対し、政府の考えを聞かれ「野田佳彦総理は建設国債も、赤字国債も借金は借金であり、借金を積み重ねて、ばら撒きの公共事業をやるやり方は、財政規律を守らないということ」と言っている」として、まっこうから批判した。
また、野田総理は「日銀の独立性、中央銀行の独立性の問題もでてきている」と発言している。
藤村監房長官は、このように話したうえで「仮に日銀による国債の直接引受や政府が金融政策を自主的に決定するようなことを意味しているのであれば、財政規律や中央銀行の独立性というから問題があるのではないか」と語った。（編集担当：森高龍二）
