岡田克也民主党幹事長は７日の記者会見で、４兆円規模となる震災復興・復旧のための第一次補正予算の財源について、野田佳彦財務大臣が国債発行に慎重な姿勢であることを受け「よほどの事がない限り、国債の発行は避けるという野田大臣の思いは尊重したい」との考えを述べるとともに「尊重されるべき」とも語った。
岡田幹事長は基礎年金の国庫負担割合維持のために確保した２兆５０００億円と歳出見直しを行っても財源は足りないので、予備費を使うのか、国債を使うのかということになるが、野田大臣の思いは尊重されるべきとして、万一、国債を発行する場合でも赤字国債でなく、建設国債での対応をあげた。
（編集担当：福角忠夫）
