福島第一原発20km圏内 絶対立ち入らないで

2011年03月29日 11:00

 枝野幸男官房長官は28日、「退避指示が出ている東京電力福島第一原発半径20km圏内に立ち入っておられる方がいると報告を受けている」と語るとともに「圏内は放射性物質に汚染されている可能性が高く、現時点では大きなリスクがあると考える。特に指示がない限り、当該地域には決して立ち入らないで頂きたい」と強く理解と協力を求めた。

 枝野官房長官は会見で「福島第一原発20km圏内のみなさんに大変な迷惑をかけている」と詫びるとともに、「(同エリアから避難されている方々から)一時的にでも自宅に帰り、荷物を取り出したいとの要望のあることを聞いている。しかし、20km圏内は現時点では大きなリスクがある」と語り、「特に指示がない限り、決して立ち入らないで頂きたい」と強調した。

 一方、被災者の心情も分かるとして「モニタリングの結果を踏まえて、安全性を確保したうえで、要望にそえないか、現在も模索を続けている」と放射線量や風向きなどを考慮し、一定時間、地域を部分的に限って圏内に入れないか、可能性を模索していることも語った。(編集担当:福角忠夫)