地上デジタルテレビ放送対応受信機の普及状況など総務省が行った地上デジタル放送に関する浸透度調査の結果、地上デジタルテレビ放送対応受信機の世帯普及率は94.9%になったことが分かった。
これは昨年12月に全国47都道府県の15歳以上80歳未満の個人を対象に1万3109人から郵送による調査を行ったもの。
それによると、5.1%は受信機を保有していないと回答。保有していない理由では61.1%は地上アナログ放送が視聴できなくなるまで時間的余裕があるから、31.1%が経済的に余裕がないからというものだった。
また、テレビをあまり見ていないからという回答が12.7%、インターネットがあれば十分(3.8%)、携帯電話で見ることができれば十分(3.7%)、居住地域で地上デジタル放送が開始されていないから(1.2%)などもあった。(編集担当:福角忠夫)