流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2011」が、
3月8日から11日までの4日間、東京国際展示場(東京ビッグサイト)にて開催される。150もの企業が出展を予定しており、来場者数は17万人を見込んでいるという。
同イベントは、POSレジなどの店舗システムから、チェーン本部システム、在庫管理システム、物流システム、販促支援システム、デジタルサイネージなど、流通業経営・運営を支える最新のIT機器・システム、関連サービスが一堂に揃う日本最大の展示会。27回目となる今回は、リアル店舗とネット通販の融合などが注目を集めるなか、IT機器メーカーや流通事業者など、多数の企業の出展が予定されている。
パナソニックグループでは、リテール機器である『POSワークステーション(POS)』とAV機器の『ネットワークカメラシステム』や『デジタルサイネージシステム』との連動などを提案。POS操作で、ユーザーにマッチした映像コンテンツをデジタルサイネージに表示することができ、ワントゥーワンの告知も可能となるとともに、『エコ見える化システム』との連携により、店内の電力使用量をPOSで確認することもできるなど「POSワークステーション」を「ストアワークステーション」へと発展させる活用が可能になるという。またデジタルサイネージに関しては、より容易に導入しやすい『クラウド型サービス』も紹介するとしている。
また、物流企業のヤマトシステム開発では、ヤマトグループの豊富な経験を活かし、「受発注」「物流」「請求」の場面で、データ交換にソリューションサービスをPLUSし事務効率化を実現するサービス「B2B事務効率化サービス」を紹介していく予定だ。