中井洽衆議院予算委員長は1３日の衆議院予算委員会で新藤義孝議員（自民）が韓国がソウルに開設した独島体験館（日本では竹島）の展示資料の解釈に誤りがある。調査団を派遣するようにと要請したのに対し、玄葉光一郎外務大臣が「そのような必要はない」と答弁したことなどを受け、玄葉大臣に対し「事実関係を調べ、韓国外交当局を呼んで、韓国政府に抗議してくだい」と予算委員会委員長として要請をした。
玄葉光一郎外務大臣は、その前の答弁で「内容以前の問題として、独島体験館は受け入れられない」と竹島が日本の領土であることから、その島の体験館自体が受け入れられるものではないとするとともに「事実関係としても、わが国として受け入れられない記述がたくさんある」。また日本の竹島の領有権は「遅くとも１７世紀半ばまでに確立している」と語った。（編集担当：森高龍二）
