2008年にユニクロが300万枚を売り上げ、以降、定番アイテムとして確固たる地位を確立したカップ付のキャミソールやタンクトップがブラトップ。カップ周りを改良しながら、2009年には900万枚を発売し、海外にも本格投入したという。
しかし一般的なブラトップは、サイズ展開がS、M、L方式でアンダーバストやバストの大きさによってサイズが細分化されているブラジャーとは違うため、アンダーバストがきつい・ゆるい、カップが小さい・大きいなど様々な不満を持っている人が多くいるのも現状だ。
そこでトリンプでは、インナーウエアメーカーならではの工夫を施した新発想の「ブラトップ」を開発。見ているだけで楽しいデイリーインナーウエアブランド「sloggi(R)(スロギー)」から、新アイテム「ゆる⇔ぴた ブラトップ」を1月20日より新発売する。
同製品はアンダーバストのサイドに付いたホックを、左右それぞれ4つ付いたループに引っ掛けることで、アンダーバストのフィット感を8段階に調節することが可能に。これにより、着用者の好みや着用シーンに応じてアンダーバスト部分をきつくしたりゆるくしたりして、フィット感を自在にコントロールすることができ、さらに、アンダーバストのサイドのホックを外した状態で着用することで、締め付け感がほとんどない状態で着用することもできる。また、バストのボリューム調節が可能という便利なパッド付き。カラーは、定番のブラックやネイビーのほかに、ドット柄やボーダー柄など女性に人気のデザインも展開するという。
ブラジャーの窮屈さやキャミソールから透けるブラジャーのラインという女性の悩みを解決した新たなカテゴリーとして人気を集めているブラトップ。また、巣ごもりブームやランニング、エクササイズ人気などにより、今や多くの女性の必須アイテムに昇格している。今後、各下着メーカーがどのような新製品を開発するのか、注力したい。