仙谷由人官房長官は5日、同日開かれた閣議で菅直人総理から「平成の開国に向けて各閣僚の奮闘、努力をお願いしたいと要請があった」と語った。
総理は4日の年頭記者会見でも「平成23年を平成の開国元年としたい」「最小不幸社会をめざす」「不条理を正す政治をめざす」と大きな柱としてあげていた。
その中で「貿易の自由化の促進、若者が参加できる農業の再生をやり遂げねばならない」とし、「日本人全体が世界に向かってはばたいていくそうした開国を進めていく元年としたい」と強調。閣議でもその実現に向けて各閣僚に成果があがるよう要請したもの。
(編集担当:福角忠夫)