KDDI、コロプラとの業務提携を開始

2010年11月12日 11:00

 KDDI<9433>とコロプラは、au携帯電話やauのAndroid(TM)搭載スマートフォンのGPS機能等を利用した、位置情報とゲームを連携させたプラットフォームを両社で提供することに合意した。

 日本では、2005年からコロプラが提供している「コロニーな生活☆PLUS」の会員数が150万人を超え、世界的にも位置情報を活用したアプリケーションが流行。KDDIは、こうした「位置ゲー」および位置情報に関連したサービスの将来性に着目している。

 このたびの提携によりゲームを開発するコンテンツプロバイダー向けには、位置情報を活用したゲーム (以下、「位置ゲー」) 専用のプラットフォーム「au one コロプラ +」を構築し11月11日より提供。また、ユーザー向けには、プラットフォームを活用したゲームの提供をau携帯電話向けとして11月11日に、auのAndroid(TM)搭載スマートフォン向けには11月下旬の開始を予定している。

 同プラットフォームは、サービスを横断したユーザーの情報管理や、位置情報を複数のゲームサイトに一括して送信する機能を搭載。その他、アイテム購入などに使うコインを共通で利用でき、「コロニーな生活☆PLUS」や「キャリー・ストーリー」など、位置情報を使ったゲームを楽しめる。

 KDDIとコロプラは今後も連携を深め、ゲームに限らず位置情報に連動するビジネスを両社で検討していく予定だ。
(編集担当:宮園奈美)