ロート製薬 <4527> は10月12日、約50年にわたって親しまれ続けている胃腸薬ブランド「パンシロン」において、1996年の発売以来厚い支持を集めてきた複合胃腸薬「パンシロン01」を14年ぶりにリニューアルし、新しく「パンシロン01プラス」として新発売した。
今回リニューアル新発売された「パンシロン01プラス」は、食べすぎ、飲みすぎ、胃痛や胃もたれ、消化不良などの症状に対する「パンシロン01」の効果感はそのままに、より「服用感」を重視したものになっている。これは、胃腸薬に対する「苦い」、「まずい」というイメージから、20代を中心とした若い世代が胃腸薬を服用しなくなってきているという現状を意識したもので、溶けやすさを追求した結果、ふわっとしている上に、粒子に穴が空いており水を含みやすく、溶けやすい製剤を作ることに成功。これまで以上に口どけがよくすっきりとした飲み心地を追求。同社の独自調査によって若い世代の約70%が重視することが分かった”すーっとする”服用感を実現した。
1899年の創業時の「胃活」の発売以降、100年以上にわたって日本人のニーズに合った胃腸薬を提供してきた同社。新製品「パンシロン01プラス」で若者の”胃腸薬離れ”に歯止めをかけることを狙う。
(編集担当:上地智)