凸版印刷、NFC対応の高機能非接触ICカードを開発

2010年10月07日 11:00

 凸版印刷<7911>は、高精細・フルカラー液晶ディスプレイを搭載した、NFC対応の高機能非接触ICカードを開発した。

 近年、その利便性の高さから、流通や交通業界などで非接触ICカードが数多く採用されている。しかし、これまでの非接触ICカードでは、カード内の情報をその場ですぐに確認できないという課題があった。

 今回発売するICカードは、高精細・フルカラーの液晶ディスプレイを搭載するとともに電池を内蔵させ、カード内の情報をカード単体で確認できる仕組み。ICチップ内の残高やポイント、さらにはカラフルなデザインのクーポンなどを瞬時に表示するという。そのため、多彩なデザインを活用したキャンペーンでの利用や、電子チケット、ゲームをはじめとしたアミューズメント分野への展開など、これまでのICカードには実現できなかった様々な用途での活用が実現。また、NFCに準拠しTypeA、TypeB、FeliCaなど幅広いシステムにも対応し、さらに、カード上に操作キーを設置することで情報の切り替えなどの操作がスムーズに行える。

 同社は今後、薄型化や搭載電池の改良、動画表示の対応など開発を進め、流通業界やアミューズメント業界などの会員証やポイントカード、交通事業者の交通カードなど向けに、2011年度の量産開始を予定。なお、同カードは東京国際フォーラムで10月7日から8日に開催される「FIT2010(金融国際情報技術展)」のトッパンブースで展示される。
(編集担当:宮園奈美)