働く女性の8割 ストレス感じる

2010年09月08日 11:00

 ナガセビューティケァが8月7日、8日に20歳代から50歳代の働く女性500人を対象に「ストレスと香り」に関するアンケート調査を行った結果、現在、ストレスを感じているかどうかでは30.6%がとても感じているとし、50.6%がやや実感していると全体では81.2%がストレスを感じていることが分かった。全く実感がないは2.4%にとどまった。特に、20代では39.2%が、30代では32.8%がストレスをとても感じていた。

 ストレスの要因の1位は「仕事に関すること」で、「将来への不安」が2位、「経済的なこと」が3位と同社が3年前に行った結果に比較して、1位だった人間関係が今回9位になり、9位だった将来への不安が2位に、4位だった経済的なことが3位にランクを上げるなど、不透明な社会情勢がストレス社会を拡大させていることが浮き彫りにされていた。

 ナガセビューティケァでは「若い年代ほど、これからの生活や仕事にストレスを感じている。また、40代と50代では定年後や仕事を辞めてからの生活に不安を感じているようです」と分析していた。

 ストレスによる症状については、49.6%が「疲れやすくなる」と回答。次いで、倦怠感(37.3%)、不眠など睡眠への障害(35.7%)、肌荒れ、吹き出物などの肌トラブル(26.6%)、肩こり(24.2%)、頭痛(17.6%)、胃痛(11.9%)、便秘(8.2%)などだった。

 解消法については、1位は睡眠をとる(20代56.3%、30代61.5%、40代55.6%、50代44.7%)。2位は「好きなものを食べる」。3位は20代と50代は「買い物をする」だったが、30代、40代は「友人と会話やメールをする」だった。
(編集担当:福角忠夫)