参院選で消費税論議の足がかり築けたのでは

2010年07月13日 11:00

米倉弘昌日本経済団体連合会会長は今回の参議院選挙で、「消費税について(選挙期間中における論議は不十分ながら)あるべき姿へ向けて、論議を進める足がかりは築けたのではないか」との感想を語った。

 また「衆参のネジレにより、政策遂行が滞ることがあってはならない」と与野党協力して、「強い経済、強い財政、強い社会保障の実現といった国民的課題について、具体化策を積極的に論議し、まとめていく責務がある」と国民的課題に対し、党利党略でなく、国民の視点で政治に取り組んでほしい旨を語った。

 米倉会長は「必ずや、そうしていただけるものと、期待している」とネジレによる政策の遅れを生じさせるようなことのないよう、期待を強調。政策を滞らせることのないようけん制した。
(編集担当:福角忠夫)