羽田発着の国際線の新就航&増便決定

2010年07月02日 11:00

 JAL <9205> は10月31日から羽田空港発着の国際線運行ダイヤを確定し、既に発表している就航に加え、シンガポールを追加決定し、6路線1日7便の予約販売を7月1日より開始した。

同社は、24時間離着発でき、全国各地からも国内線が乗り入れている羽田空港を国際線の戦略拠点として、世界へのネットワークを拡大。既に運航しているソウル、上海、北京、香港の4経路1日5便とソウル線を1便増便、さらにシンガポール線への就航を追加するという。夜間帯を利用した欧米・長距離アジア線はビジネス需要を中心に、観光需要も期待できる。

 また、羽田の国際線ターミナルは10月21日より新国際線旅客ターミナルビルへ移転が決定。それに伴い、JALグループ便と提携航空会社を利用すると、ターミナル間を移動する際に専用の連絡バスが利用可能となる。ターミナル間を約8分で移動ができるため、利便性が飛躍的に拡大する。さらに、国内各地の出発空港から乗り継ぐ国際線のチェックインも同時可能。荷物も搭乗予定の国際線にスルーチェックインができる。

 同社では、国内線で利用できるダイレクト搭乗スタイル「QuiC」や携帯電話での「タッチ&ゴー」を羽田発国際線に導入するなど、サービスの追加により、さらなる利便性向上を図る考えだという。
(編集担当:山下紗季)