政局 内外の信頼得る新体制を早急にと米倉氏

2010年06月03日 11:00

 米倉弘昌日本経済団体連合会会長は鳩山総理の辞意表明を受けて「(総理辞意の決断は)苦渋の決断であったと思う」とのコメントを2日、発表した。

 そのうえで「政府・与党には一致団結して、内外の信頼を得る新しい体制を早急に確立して欲しい」と政局の早期安定と新体制での下で、スピード感を持った成長戦略のための諸施策を速やかに実行するよう要請した。

 米倉会長は「鳩山総理にとって、苦渋の決断であったと思う」とする中で、その理由として、特に「昨年の総選挙で歴史的な政権交代を果たし、新しい日本をつくろうと全精力を注いでおられた」と語った。
(編集担当:福角忠夫)