初の与野党選挙制度改革実務者協議 進展なし

2013年04月18日 19:58

 議員定数削減を含む選挙制度改革に向けた与野党選挙制度改革実務者協議の初会合が18日開かれたが、民主党の岡田克也党政治改革推進本部長は「具体的進展はなかった」と一言。

 与党側が衆議院議員選挙の一票の格差を是正するための小選挙区の0増5減案を切り離して選挙制度や定数削減の議論を提起したことから「それは違うのではないか」と野党側が反発し、平行線を辿る形になったという。

 一方、0増5減の公選法改正案(新区割り法案)は手続法だとして早期成立を急ぐ与党側が審議入りを強行したことに対して、民主・維新の会・社民ら野党7党は衆議院議長に対し国会正常化を求める申し入れを行うこととした。(編集担当:森高龍二)