5だけ削減で逃げ切る姿勢みえる 民主幹事長

2013年04月21日 16:25

 民主党の細野豪志幹事長は遊説先の演説で、衆議院議員選挙の小選挙区の0増5減のための区割り改正法案には「賛成できない」とした。「5だけ削減し、逃げ切る姿勢がみえる」と自民党などを批判した。

 細野幹事長は「与党は0増5減法案だけ審議し、80削減の我々の法案は審議すらされなかった」と対応についても批判。「(自民党に)定数削減の約束を積極的に果たそうという姿は見えない」ともアピールした。

 細野幹事長は原発問題にも触れ「閣僚時代に原発について苦しい思いもした。原発の再稼動は必要という判断をしたが、新しい原発をつくるのはやめようと決めた。上原原発もそのひとつだ。しかし、上原原発を造ろうという新しい動きが出てきている」と安倍政権の動きをけん制。ブレーキ役が必要と訴え、民主党がその役割を果たしていくとした。(編集担当:森高龍二)