内閣か、党優先か、選択は福島大臣自身の判断

2010年05月27日 11:00

 平田健二民主党参議院国会対策委員長は26日午後の定例記者会見で、福島みずほ消費者・少子化対策担当大臣の普天間移設問題に関する一連の言動について「閣僚の一員として、いかがなものか。とは、言っても、社民党党首としては社民党としての考え方、党首としての立場がおありでしょうから、大臣の胸中やいかばかりか、ということでしょう」と立場に一定の理解を示した。しかしながら、「(連立離脱示唆に関しては)内閣の方を優先するのか、社民党の立場を優先するのか、福島大臣ご自身が判断するほかないでしょう。私が論評する立場にない」とした。

 また、連立離脱について「それを今心配しても仕方ない」として、推移を見守って、対応していくべきで、具体化していない問題まで心配したくないとの思いをにじませた。
(編集担当:福角忠夫)