京セラ、四国電力の発電所に多結晶太陽電池モジュールを供給

2010年05月11日 11:00

 京セラ <6971> は、四国電力 <9507> が計画している「松山太陽光発電所」(愛媛県松山市)の増設工事において、第一期(南東エリア)を施工する四電エンジニアリングに向け、太陽電池モジュール9000枚以上、約1.7MW分を供給すると発表した。

 松山太陽光発電所の第一期増設工事は2011年春の完了予定で、完成後の出力合計は既設分と合わせて約2MWと、太陽光発電システムの設置容量において四国最大となる。また、今回供給されるシステム稼動時の年間発電電力量は、既設分との合計で約220万kWhとなり、年間のCO2削減量は約700tとなる見込みだ。

 長年にわたってソーラーエネルギー事業を積極的に展開してきた京セラは、国内公共・産業用太陽光発電システム市場において、累積設置容量シェア1位を誇っている。また海外でも、大規模太陽光発電所の設置導入が広がる欧州において、2009年度までにスペインの3箇所の太陽光発電所に向け、合計50MW以上の太陽電池モジュールを供給した実績もある。

 現在、国内市場では政府の補助金や買取制度の影響で、住宅用太陽光発電システムを中心に普及が急速に進んでいるが、その一方で、電力各社は2020年度までに全国約30箇所、合計約140MWのメガソーラー発電所の建設を計画しており、今後、発電所用の大型システムの導入の方向に進んでいくものと見られている。

 同社では、今後も国内で高まる太陽光発電システムの需要に対応し、高性能多結晶太陽電池モジュールを安定供給することにより、地球温暖化防止にも貢献していきたいとしている。
(編集担当:北尾準)