前原誠司国土交通大臣は2月4日開かれた参議院決算委員会で、民主党・柳澤光美参議院議員の質問に答え、「コンクリートから人へ」の政策転換の意味について「公共事業が悪いというのではなく、少子高齢化、人口減少、莫大な借金を抱える状況の中で(歳出の内容を)、医療、教育、介護など(の分野)にシフトしていることを言っている」と公共事業費を大幅削減した意味を説明するとともに、コンクリートから人への意義を改めて説明した。
これは、自公政権下での「箱もの行政」から、友愛政治を基本とする鳩山政権の「人といのち」を軸とした行政への転換を改めて強調したもの。
(編集担当:福角忠夫)